透明のケースで商品をきれいに見せたい方必見!押さえておくべき3つのポイント

店頭で商品を販売する際の透明ケースの選び方

商品を製造し、店頭で販売をする際に必要になるのが、ケースやパッケージとなる包装資材です。
強いこだわりや消費者への想いを持って商品を製造するからには、そのケースもこだわって選びたいのではないでしょうか。
ケースには、透明ケース紙箱貼り箱など様々な種類があります。
その中でも、今回ご紹介する透明ケースは、ケースの外からでも商品を見ることができ、消費者の購買意欲を高められることが特徴の1つですが、その品質は様々です。
そこで、今回の記事では、透明ケースを選ぶ際に押さえておくべき3つのポイントをご紹介します。

透明度

1つ目は透明度です。
透明ケースに使われる、プラスチックの素材は、PETPPの2種類あります。
そして、PETPPで透明度が異なります。
PETは透明度が高く、商品に高級感を与えることができます。
店頭に並んでいても、商品が綺麗にはっきりと見えます。
PPは透明度が低く、白濁したケースになります。
しかし、PETに比べて安いというメリットがあります。
ブランドイメージや製品デザイン、予算等に合わせて検討する必要があります。
また近年は、低価格が売りのPPも価格が上昇しており、両素材で相見積もりをとってみるのもオススメです。

環境配慮素材

2点目は環境配慮素材です。
近年は、SDGsの流れで脱プラスチックに向けて、紙箱を利用する方も増えています。
しかし、紙箱に入れてしまうと商品が見えず、売れなくなってしまう商品もあります。
そこで、環境配慮素材を使用した透明ケースがオススメです。
透明ケースのプラスチックには、石油由来のバージンプラスチックと、リサイクル素材の再生プラスチックの2種類あります。
バージンプラスチックが再生プラスチックより優れている点は、色ブレが少ないということです。
再生プラスチックは、リサイクルをする元のプラスチックや付着物によって色が左右されることがあります。
しかし、近年では技術開発が進み、再生プラスチックでもバージンプラスチックとほとんど変わらない、色の安定性が得られます。
再生プラスチックがバージンプラスチックより優れている点は、環境負担の軽減ができるということです。
そして、ケースにエコマークや再利用マーク等の刻印をすることで、SDGs面での会社のアピールにも繋がります。
また、再利用マーク等の刻印をする場合、製品ごとに刻印の許可を得る必要がありますが、
ケースメーカーによっては、製品に関わらずその会社のケースを利用することで刻印をすることも可能です。
上記の理由から、環境配慮素材を使用した透明ケースがオススメです。

組み立て性

3点目は組み立て性です。
透明ケースはプラスチックを使用しているので、紙と比べて、組み立てるのに少し時間と手間がかかります。
しかし、透明ケースの中でも、生産国やケースメーカーによって組み立て性は全く異なります。
実際に加工方法が異なる製品を組み立ててみると、組み立て性の違いが実感できます。
折り目が固く、組み立て性があまり良くない透明ケースは、組み立てる際に折り目でないところが折れてしまうこともあります。
また、1つの製品を組み立てるのにかかる時間で、費やされる人件費が変わるので、
検討される際にサンプル等で確かめていただくことをオススメします。

最後に

透明ケースを検討される際に押さえておくべき3つのポイントについてご理解いただけましたでしょうか。
・PETとPPのどちらを採用するべきなのか?
・環境配慮素材が使われているのか?刻印はできるのか?
・組み立ては簡単か?
上記3点を思い出しながら、満足のいくケース選びをしていただけますと幸いです。
株式会社開伸では、環境に配慮した再生A-PETシートを使用して、透明クリアケースを製造・販売しております。開伸の透明クリアケースは、自社開発の独自技術や特許技術を用いて、簡単に組み立てができる、高透明かつ傷がつきにくい高品質パッケージを取り扱っています。また、サンプル作成は各営業担当が行いますので、お客様のご要望に沿ったご提案が可能です。「こんなイメージで…」や「これまでの…を改善したい」といったご相談に真摯に向き合います。

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